ハナ、個人面談

ケイゴとハナをキムラ家に残し、幼稚園へ。年長さんになって最初の個人面談。
その月にお誕生日を迎えるお友達にみんなが描く、という絵の、ハナの分を見せていただいた。木に大きなカブトムシがとまっている場面や、なかなか細かく描かれた電車と苺の絵、バックにいっぱいぶどうが描かれた絵など、今まで私があまり見たことがない雰囲気で、なんというか、嬉しかった。
先生とは絵の話から「独創性」の話になり、私が最近反省していることを話してきた。


ママの反省点。「お手本」を見せすぎた。多分、クレヨンを初めて握ったような頃からずっと。私自身物を作ったり描いたりするのがすごく好きだから、ハナと一緒なときも「自分の」を出しすぎた気がしてます。
先生いわく、すごーく観察力のある子、とのことで、きっとママのお手本がハナの「こうあるべき」?みたいなラインを押し上げすぎたというか、うまくいえないけど。この間の「みんなでつくろう」でプラ板をしたときも、「えーっと何描こう?」と周りをきょろきょろ。でんでん太鼓を作るときも「ケイゴのをハナが作る」といっている横で私がてんとう虫の絵をつけたのを作ってしまったら、「ハナもてんとう虫にしよっかなー」と。
お手本があると、きわめて上手にそれを真似できるけど、真っ白の紙に「なんでも描いて」といわれると・・・。もともと絵を描くこと自体にあまり興味を示さなかったハナ。ぐるぐる書きもあんまりしなかったけど、それでも幼稚園に入ったらのびのびした表現を身につけてくるかな、と期待していたんだけど、どうやらそうでもないみたい。年齢とともに、そして特に女の子は「上手にしあげたい」とより強く思うみたいで・・・ハナの場合ママがそれを助長させちゃったかも。そうするためにお手本を探しちゃう。
先生に「言葉で導いて想像させる」テクニックを教えてもらったので、これから夏休みになったら、絵日記でも一緒にやるかなー、と思う。ケイゴのぐるぐる書き成長期にママが乗っかってあげるのもいいですよ、と言われた。「ママも落書きみたいにいろんなのを自由に書くんだ」と見せつつ、好きに描くということを一緒にやってみるのもよいらしい。ふむふむ・・・。今年自分から入る、といって始めた美術教室も後押ししてくれるといいな・・・。