初盆

おじいちゃんが亡くなってもうすぐ一年。今年はおじいちゃんの魂をお迎えする初めてのお盆。今まで「お盆」なんていう行事はうちのファミリーの中には存在しなかったんだけど、今年は家族揃ってお盆をお盆らしく?過ごすことにした。
とはいうものの、家族みんな、初盆初体験。とりあえず夕飯の前にみんなでお仏壇の前でナンチャッテ読経。子供たちも読経本を手に一生懸命声を出す。調子をとるのが You tube ってところがなんともいえない。ってか、本当に何でもあるな、You tube・・・。
夕飯も少し豪華目。買出しではクミちゃんがナゾの「お盆フィーバー」買いで子供たちは普段買ってもらえないお菓子もバンバン買ってもらえ、クミちゃんは『でんすけすいか(←大きくてお高め)』まで購入。「お盆だし」と言いながら。お盆って、なんかいいなー(笑)。
子供たちと茄子胡瓜の牛と馬も作って飾り、迎え火にいたっては外の砂山に京都の山焼きを倣って、大文字焼きならぬ、「六」字焼きを作成。六甲山だし。おまけに大文字焼き送り火らしいけど、まぁそこは都合よく変更。六に掘った溝にティーキャンドルを並べて、日が暮れたら点火。それはそれは幻想的で、六文字焼き、大成功。

夕飯の後、みんなで外に出て小さめのキャンプファイヤーを囲み、ふと見上げたら空には満月が昇っていた。
おじいちゃん、来てますか? おばあちゃんもねえねえも、皆さん、六の字で迷わず来られましたか?