進路の分岐点

ケイゴ、9月いっぱいで塾をやめました。悔しかったと思います。とても。正式な辞令が出るまでは、無駄にはならないし続けたら?とこのひと月頑張りましたが、日に日にテンションは右肩下がり。周りは過酷な夏を終え、志望校を徐々に意識して過去問演習に入る頃です。目的を失って、同じ教室にはいられなくなってしまいました。シンガポール行きが話に出てからひと月、むしろよく頑張ったと思います。

 

ハナ、アジア圏に唯一の日系高校を受験することに決めました。せっかく中学受験したのに!

学校には寮もあり、ひとり日本に残るという選択肢もあるけれども!

家族とこのタイミングで離れる、シンガポールでの生活を体験せずにおく、というのはハナの中になかったようです。

受験を決めたのはいいけれど、出願要項のトップに「保護者が海外に居住していること」とあります。正式な辞令が出るのが早いか、1回目の試験の出願期間が締め切られるのが早いか…緊張します。

とりあえず、受験の準備として、また塾に通うことにしました。シンガポールにも校舎を持つ早稲田アカデミーなら、何かしら情報も共有してくれるだろう、と安易に決定。

「は〜…なんでまた…」というのがハナの正直なところでしょう。仕方ないと分かっていても、浮かない顔です。