お食い初め

生後100日から120目くらいにお祝いするのがお食い初め。子供が一生食いっぱぐれないように、と願いを込めてお膳を用意して、子供に食べさせるまねをする、というものだ。芭菜ちゃんはお宮参りのときに永谷天満宮からお食い初め用の塗り(・・・ふうだけどプラスチック)のおワンセットがあり、それをつかってお食い初め御膳を用意した。朝からタカチャンと二人で大騒ぎ。で、赤飯と金目鯛(生のでかいやつ)と蛤を買って来て、家では高野豆腐と野菜の煮物、茶碗蒸しをこしらえた。人参は梅や桔梗に型抜きして飾り切りにし、茶碗蒸しには海老まで入る本気モード。蒲鉾はひよこさんの形に抜き、ハマグリのお吸い物にはくりくり束ねて巻いた三つ葉入り。うーん、がんばった。
出来上がったメニューは、
・金目鯛の焼き物
・高野豆腐の煮物
・春菊のおひたし
・茶碗蒸し
・赤飯
・ハマグリのお吸い物

お食い初めは家族の年長者にお願いする、というのでちょうどこの週末に、ロンドンからの土産を届けに来てくれる、というおじいちゃんにお願いすることにした。芭菜ちゃんから見たら、ひいじいちゃんだよ。年の差は一体いくつだ? 
昼過ぎおじいちゃんを迎え、芭菜ちゃんとひとしきり抱っこタイムを楽しんでいただく。おじいちゃんはかわいい曾孫にメロメロ〜。お約束のほっぺたぷにぷにも大いに楽しんでいただいた。
そしてお食い初めの儀式?は食べ物を赤ちゃんの口までお箸で運んで食べさせるまねをする。ご飯、おかず、ご飯、おかず、を3回繰り返す、とネットで調べたページには書いてあった。丈夫な歯になるように、と小石をお膳に置いておいて、小石をタッチした箸を歯茎にあてる、なんていう風習もあるらしい。小石は神社とか、海や川など水辺から拾うとよい、らしい。小石を拾いに行く時間なんてなかったので、これは省略。
食べさせるまねをおじいちゃんにしてもらって、私とタカチャンはビデオだ写真だと大騒ぎ。何のことはない、大人の自己満足イベントですから。当の芭菜ちゃんは抱かれるまま、撮られるまま。視線は食べ物ではなくカメラや明るくともったライトのほうでした。
それでも芭菜ちゃんのためにこうしてお祝いができて、私たちはハッピーだし、おじいちゃんもとっても喜んでくれたので、かなり楽しかった〜、で大満足!