WEBCAM

夕飯を食べている最中にロンドンのばあばから電話。じぃじと二人でパソコンの前でスタンバっているのでWEBCAMしようとのこと。食事が済んだらいくね〜、と電話を切った。それから少し考えて、最近のハナの食事っぷりを二人に見せてもいいかも、と思う。おもむろにごはんの皿とお茶のコップをお盆のうえに乗せ、ハナを抱えてパソコンの前へ移動。呼び出したらすぐに応えてくれた。なんで移動?という顔だったハナもじぃじとばあばが画面に現われて大喜び。久しぶりだもんね。
ぱくぱく残りを平らげて、自分でコップからごくごくお茶を飲んでいる様子を披露して、満足&満腹なハナ。その後もひとしきり二人にむかって画面ごしの対談(?)を楽しんだ。動き回る姿も見せたくてハナをカメラの真後ろにあるベッドに移動させてカメラを向けたら、自分の絵本を捜し出してきて何やらページをめくり始めた。そしてカメラに絵本のページを向けて「読み聞かせ」を始めた。しかもかなり長文を披露。もちろん宇宙語で。でもところどころでちゃんとページの挿絵に沿った単語も出てきた。雪の中で震えているキャラクターのページでは「(さ)むいっ、(さ)むいっ!」。山ほどの卵を抱えているページでは「ぱかっ(=卵)」。ゾウさんが池に落っこちるシーンでは「ぼどーん!」。ちなみにこのページには「どっぼーん」と書いてある。普段ママやパパは絵本を読んでくれるヒトであるので、私には読んでくれたことなど一度もない。だからこの様子にびっくりしてしまった。すごいよ、ハナちゃん! へぇぇ〜と感心。しかもカメラに向けて、と言うところに時代を感じる・・・。本人は画面のじじばばに向けているつもりなんだろうね。
こうやって画面越しでも定期的に顔を見ているのですごくいいコミュニケーションになる。こういうのって、少し前まではテレビの中だけのお話かと思っていたら・・・。すごいのね、ヒトって。