ダダのお城

大じいじも加わって、大人5人、幼児4人の大所帯で六甲山に戻った。仮住まいとテントでは全く休めないので、大じじは六甲山ホテルに宿泊。日中はみんなで散歩したり、素麺を食べたり。いつもは静かであろうダダのお城は一変して大騒ぎだ。

ダダのお城はクワガタもカブトムシも普通にうじゃうじゃいる。得体の知れないキノコが何種類も生えているし、窓の横の木には1メートルくらいの蛇の抜け殻が引っかかっている。敷地の中を散歩したらカズマが「Stop! 今いた!蛇だ蛇だ! 嫌な色の蛇だ蛇だ」というので後戻りしながら「どのように嫌な色なの?」と聞いたら「マムシ色」だって。ぎょぇー。長い間人の手が入らず放って置かれたので、木と木の間がつまってしまい、昼でも暗ーい。下のほうには何か出そうな池とかもある。
来月にはとうとう建物の撤去などが始まるらしく、来年の今頃が楽しみだ。男性陣の想像は膨らみ、あの辺の木にツリーハウスを作ろう、とか、このへんにバスケットコートが欲しい、とか、ピザの釜を作ろう、だとか。楽しみが尽きなくていい。こどもたちはこんなじいちゃんがいてくれて、うらやましい限り。



今回はステイは。なんと言っても天気が悪い。ただでさえ下界より降雨量が倍以上多いらしいのに、日本全国どんよりした天気ということで夜などテントが流されるんじゃないかというくらい降ったりして。雨の合間に洗濯物を外に出しても全く乾かず茜ちゃんと「ちょっとイヤですね、これ」と、マユをひそませた。ちょっと湿ってるくらいなら着て乾かしちゃえ、という乱暴なダダの言葉は無視。コインランドリーでどっさり乾かしに行ったり。新しいおうちには乾燥機というか乾燥室?必須。