外国にいる、ということ

他のコンドミニアムで報告された、というこんな記事を読みました。

「日本人のグループが、規制されている5人以上の人数でバスケットボールをしていた、とのことでビザ剥奪、家族もろとも日本に72時間以内に帰国しなさい、という処分を受けた。同様に、コンドミニアムのBBQピットで5人以上で会食していた日本人にも同じ処分」とか。

 

えええ!と驚いて、でもシンガポールだしあり得るー!と思いました。

 

が、ブログを読んでくださった方から「デマらしいですよ」と教えていただき…再び、ええぇ!となりました。

確かに調べてみてもそういう政府のレポートなどにはたどり着けず。

そうなんだ…。なんだ…。

 

でも即処分とならなくても、シンガポールなら十分あり得る…と改めて色々考えてしまいました。

 

コンドミニアムの中だし、まさか、と思う内容ですが現実に起こり得る…。

 

私の暮らすコンドミニアムにも住人同士の意見交換サイトみたいなものが存在し、それを見ていると、実に様々な報告が上がってきます。

プールのマナーが悪い、とか、ジムでトレーナーがセクハラまがいのことをしている、とか、上の階からゴミを捨てないで!とか?

たいていあまり良い内容ではないような気が。

みんな見てる…そして報告する…。

 

いろいろな国籍の人が暮らすシンガポール

みんな混じり合って暮らしているように見えるけど、何かあれば日本人はやっぱり日本人として括られ、日本語でワイワイしていたら、「日本人が集まって騒いでいる」と評されてしまうのです。

「どっかの家族が」ではなく。

「日本人が」です。

どんなに日本食が溢れていても、みんなダイソーやドンキが大好きでも、ここは日本ではなく。外国なのです。母国の外。

 

こういう出来事が起こると、やっぱり外国人としてこの国にいるという現実を突きつけられます。常々きちんと意識して過ごさないといけないと、改めて思いました。