ハナとミッキー

とうとう三輪車を買ってもらったハナ。目の前に箱が現れた瞬間の驚喜の乱舞、思い出すだけで笑える。朝から家の中でミッキーのマーチがぴっぴろぴっぴろ♪流れてたまらん・・・。さっそく近所でやっている育児サロンへでかけるときに乗っていってもらうことに。ハナ、初ライド。と、いっても足置きがセットされているのでハナが自分でこぐわけではなく、くたびれるのはひたすら後ろから手押し棒を押すママだったりする。ミッキーがしゃべり、音楽が流れ、なんと賑やかなことでしょう。軽い暴走族状態なのでは?と考えながらハナのルンルンの邪魔はすまいと決める。


そういえば朝、まだ部屋においてあった三輪車に自分で座って、ママが台所で片付け物をしている間ひとりで遊んでいたハナ。キーを回してミッキーのトーク開始。
ミッキー「こんにちは、ボクはミッキーマウスだよ」 ハナ「うん」
「ボクといっしょにあそぼうよ!」「うん」
「さぁ、いこうっ!」「うん」
「がんばれ、がんばれ!」「うん」
「ははっ、楽しいな」「うん」
「スピードは出し過ぎないでね!」 「うん」
「一緒に遊べば楽しいねっ!」「うん」
「キミのことだーいスキ♡」「・・・ふーん」
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このやり取りがしばらく繰り返されて、「キミのことだーいスキ」というところだけ、必ず「ふーん」とか「・・・うぅ?」とか怪訝な感じで返されるのに笑ってしまった。いかにも「そういわれてもワタシはアナタのこと、あんまり知らないけど?」という感じ。2歳児って面白い・・・。