ハナ、ブランコをかりる

この間の土曜日、ハナと二人で公園に行ったときのこと。公園は小学生のお兄ちゃんたちがわんさかいて、1グループは広範囲かくれんぼ。もう人グループはブランコ占拠で靴投げ大会。ハナはかくれんぼで走り回るおにいちゃんたちにはね飛ばされないようにだけ気をつけてグランドに枝で絵を描いたり、滑り台をしたり。と、突然「ハナちゃんもブランコしたい」と言い出した。「ねぇハナちゃん。今日はブランコおにいちゃんたちがいっぱいで使ってるから今度にしようよ」と説得。「ふーん」と納得することを期待してたんだけど・・・予想に反し「やだ。乗りたい」ときた。さすが「イヤイヤの二歳」(・・・これか?)。仕方がないので、「じゃぁ、お兄ちゃんたちにブランコかして、ってちゃんとお願いしなきゃ。自分で言っといで」と突き放してみた。これで諦めるか? するとその場で「ブランコかして!」と叫んだ。おぉぉぉ? 「・・・ハナちゃん、ここからじゃオニイチャンたちに聞こえないよ」と言ってやると、さらにスタスタとブランコの方へ歩き出し、歩きながら「ハナちゃんにブランコかしてっ!」ときた。慌てて追いつき、しょうがなくそのまま手をつないでブランコの前まで。小学生ボーイズに「ねぇねぇ、ごめんね。悪いんだけど、10漕ぎだけでいいからブランコかしてくれる?」と大声。そしたらすぐに一人が飛び降りてくれて、その隣の子も降りて「はい」と言ってくれた。「ありがとうね」と声をかけると「どういたしまして」とぶっきらぼうに返事をくれた。ハナは大人しくワタシのひざの上で10回の行ったりきたりを楽しんで?あとは追加をせがむこともなく、お兄ちゃんとの約束どおりまた交代した。
それにしても予想外のハナの行動に驚いた。意外と怖いもの知らず(笑)。