再び、水族館

金曜日、急に思い立って八景島シーパラダイスに行くことを企画。せっかくだから誰か他にも声をかけよう!ということで、ママの高校時代からの友人アキとダンナサマをお誘いして朝から水族館へ行って来た。ハナは3回目、いや4回目?の水族館。シーパラダイスは2回目だ。来る度に成長を増しているのだから反応が違って当たり前だけど、今回はより楽しんでいた様子。魚よりも、ペンギン、白くま、アザラシ、セイウチなどの大型動物にかなり大興奮で、ガラスにへばりついて一生懸命見ていた。でも今までよりもサカナの水槽を鑑賞する時間もうんんと長かった。クラゲとか色とりどりの熱帯魚とか、結構一生懸命覗きこんでいた。でもやっぱり今回の1番のお気に入りはどうやら白くま。「また白くま見る〜」といって来た道を戻ってしまうこと数回。
11時からのショーももちろん鑑賞。アザラシやシロイルカ、小型の鯨やイルカたちの派手なジャンプに釘付けだった。一生懸命パチパチ拍手もしていて、こういうのってとっても楽しいんだろうなー、と思う。
あぁ、そういえばショーの後、バックステージに戻った動物たちを上のほうから眺めることが出来て、そのときのこと。バケツから魚をもらっていた大きなセイウチが、食いしん坊をして飼育係の手からバケツを奪い、自分で頭をガッと突っ込んだら、どうやら抜けなくなってしまった。最初はバケツを持っていたお兄さんが懸命に抱え込んではずそうとしていたけど、その様子がただ遊んでいるだけに見えてギャラリーも他の飼育員も笑っていた。そのうち暴れ方が激しくなってきて、ぽっ、ぽっ、と他の飼育係の間に何やらただ事ではない緊張感が生じていくのが上から見ている私たちにも伝わってきて、傍で見ていた別の飼育係や、檻の外にいたトレーナーも走り出し、ギャラリー含め全員緊張! と、思ったらバケツが外れて、セイウチのほっとした様子が伝わってきた。ギャラリーが「はー」と殺した息をついた途端に、お姉さんにポカッと鼻先を叩かれてしょげる(?)セイウチ。上から眺めていたギャラリーはみんな大笑いしてしまった。
『ペンギンのパレード』という案内があったので寒空の下、パレードが始まるという時間までガタガタいいながら、ハナのため、と思い待つこと10分。そこへ登場したのはなんと『2羽』のペンギンちゃん。ペタペタペタペタペタペタ。え、2匹? ワタシはバギーの見張り役で少し離れたところからその様子を見ていたのだけれど、そのうち一人で大笑い。だって2羽のペンギンに群がる「ヒト」が確かにパレードしながらペンギンのペタペタペタに合わせて歩いているんだもの。ぞろぞろぞろぞ〜。かなり笑える光景だった。
水族館は海大好き人間のアキにも久々で相当楽しかったらしく、実際のところハナよりも楽しんでいたのでは・・・。2歳児も集合しているのに、ふと見るとアキが水槽の間の狭いところに入り込んでまだ写真撮ってるよ・・・みたいな場面がたびたびあって、そんなアキの姿を携帯で撮っているダンナサマも楽しそうで。やー、お誘いしてよかったよかった。
ランチの後で別館のドルフィンファンタジーも堪能。サンタの格好をしたダイバー(ご苦労様です・・・)がイルカたちにプレゼント、というショータイムにちょうど当たって、えらく混んでいたけれど、それはそれで結構楽しかった。黄色いボールを与えられたイルカたちが群れてそれを鼻先で飛ばして(?)遊んでいる様子を見ることが出来て、ワタシが感心。へ〜、あんなふうに遊ぶんだ〜。
前回来たときハナが長い間へばりついていた2頭のシロイルカが泳ぐ水槽は今1匹だけになっていて、案内によると10月14日に亡くなってしまった、とのこと。寿命ではなさそうだったのがかわいそう。残されたほうも、頭がいいイルカなだけに、仲間がいなくなってしまったことを感じているだろうし、きっと寂しいだろうな・・・としんみり。


最後しんみりしたママだったけど、ハナは「まだ帰りたくない〜」とゴネるほど楽しんで帰宅。帰りの車の中で爆睡。近いので比較的気軽にくることが出来るスポット。また遊びに来ようね。