ハナ、バギーとのお別れ

それは突然やってきた。昨日までワタシのだと思っていたのに! 今日ママが出かける前にバギーの取扱説明書をワタシに見せて、「ハナ、見て〜。これ、ハナが乗っている形だよね」と確認。そうだよ、と返事したら「あのね、ハナ。ここにね、このバギーに乗れるのは2歳まで、12kgまでって書いてあるよ」と言う。でも、ハナまだ乗りたいもん! ママは「ごめんね、ハナ。ママがもっと早くここにこうやって書いてあるって見つければよかったね」だって。
デパートの駐車場について車を降りたら、クミちゃんがハナのバギーをトランクから降ろしてきた。でも、これハナのなのに、形が違う! 何でケイゴくんのベビーシート乗せるの?? ハナ、これに乗りたいんだもん! これハナのだもん!!!


ハナに見つからないように、出かける前にコソコソとB型用のシートと幌をはずし、A型対応の枠だけの状態にしてトランクへ積んだ。そしてハナに「もうバギーには乗れないらしい」と説明し、お別れの伏線。それでもパーキングでひと揉め、売り場についてからふた揉め。案の定過ぎて苦笑い。でもここはハナの気持ちを汲んで、とことんハナの気が落ち着くのを待つ作戦に出てみた。売り場へでる前にボロボロ涙を流して泣き始めたハナに「そんなに泣いてたらお買い物は出来ないね。気持ちが落ち着くまで一緒に休もうね」とエレベーターのホールで休憩。