着物生活を始めたゾ

憧れの着物生活!
社会人のときも時折雑誌なんかで見かけた着物で生活している同年代の女性のレポートにをいいなぁ」と思ってた。思いつつもなかなか実行しないまま、結婚しー、妊娠しー、子育てしー、で今に至ったわけだ。そこに先日幼稚園で出会った三砂ちづる先生(三砂ちづる - Wikipedia)のお話。講演の冒頭で先生が「日本の風土の中で暮らす女性の身体にとってもっとも快適な衣装」と話して下さったのが着物。先生ご自身もこの7年ほどを着物で生活され、それを身をもって感じておられるという。
と、いうわけで忘れかけてた着物が着たい!熱に火がつき、同じく先生の講演に影響されて着物を着た方が幼稚園にいたところに出くわして背中をポン!と押されてしまった。


生活スタイルを考えてまずは「洗える着物」でスタート。帯は半幅帯を「たんす屋」で勧められたものを1本、八千代の「たんす屋」でワゴンセールになっていた半幅を一本、納戸の切り箪笥を物色して見つけた半幅が1本。半幅帯ばっかだけど、いいの、いいの。
着物一枚に帯三本だっけ? 着まわせる〜。
一揃い買った勢いでそのまま中野さんのおばちゃんをゲリラで訪ね「着物の着方を教えてください!」と、着付け講習の約束を取り付けた。



そして今週!
月曜日と火曜日におばちゃんに教えていただき、5日間毎日着物生活を実現!! 鼻息、荒いです!!!
火曜日は着物でクラス会にも行っちゃった。
着付けはちゃんとおはしょりを取れる着物で練習して、水曜〜今日までは身丈も裄も短い紬や袷をニットのタートルを着た上に着て、帯はちゃんと締めて、足元は冬用クロックスという格好で着物気分を十分に味わった。
紬や紅葉柄の袷は、母さんのためにおばあちゃんが仕立てたもの。肝心の母にも小さすぎて着ることができず、15年以上風呂敷に包まれておいていたものを引っ張り出した。洋服っぽい気軽さで着るには全然問題ない! はしょらないのですっごい簡単だし、帯を締めたら練習になるし。着物の所作を習得する?訓練にもなるし。いや、ほら、気づくと足組んだりするから(笑)。


着物は着ていると暖かい。エコですよ(笑)。
朝お弁当やご飯を作り終わって洗い物を済ませたら着物に着替えて、幼稚園バスを見送りに行き、なんだかんだと午後まで過ごし、夕飯を作る前にまた洋服に着替える。と、なんとなく生活に ON/OFF ができるような気がする。メリハリ? それは結構心地よい。
動きが雑なので階段の手すりに袖が引っかかり「ビっ」と微妙な音がしたりもしてるけど、そんなのは最初だけ(笑)?
新しい草履の鼻緒が固くて靴ならありえないところ(足の甲)に水ぶくれができたり?
着物生活はやっぱり未知の世界が広がっていて楽しい〜。少なくとも5日間の感想は「続けていこう」と思える。
雨の日は着ないし、予定と気分で着ればいいやと思う。
でも、習うより慣れろ。せっかくだからしばらくは続けてきちんと着て、おばちゃんみたいに全部で15分、と目指そう。目標高すぎ(笑)?


どっかにいい普段着着物がそろっているリサイクルショップないかなー。
散財、要注意・・・。