日本人学校なのに

Circuit breaker を段階的に緩和、ということで子どもたちは徐々に学校に戻り始めているようです。コンドミニアムの建物のエントランスにも、朝と午後、スクールバスが入ってきてます。制服姿の子どもたちが、親に手を引かれ、集まってくる光景を見かけます。

ケイゴ、緊張の初登校はあんまり楽しくなかった様子。

たった10人でもソーシャルディスタンス!と言われ、会話しようにも距離と緊張が手伝ってほとんど口を聞かなかったみたいです。せっかくのお弁当も、1人で机に座って、みんな前を向いたまま黙々と食べるだけ。

極めつけは、週に1日の登校が、技術家庭、音楽、美術、体育、英会話=全部英語で提供される科目であるということ。ケイゴの話だと、外人の先生しか教室におらず、日本人の先生のバックアップはなくて、何にも分からなかった、とのこと。これが気持ちが沈む1番の要因ですね。

私の理解では、それぞれの教科に2人体制(日英)と思っていましたが、もしかしたら、日本から着任していない先生が半分いるとのことなので、そのせいなのかもしれません。いずれにしても、ケイゴの気持ちは挫かれてます。かなり。

 

シンガポール日本人学校の特色です。副教科は英語で教えます。

英語で?!えー!すごい!それってすごいいいじゃーん!と得した気持ちで学校説明を聞くのは親ですよね。日本から来たばかりの子どもたちが、これを前向きに捉えるのはなかなかタフなことだと思います。

 

なんにもわからなくても、座って見てりゃ、なんとなく教科書のどこらへんかとか、分かるでしょ。あとはもう慣れてくしかないだろうよ、と大人感覚では言えます。

が、言葉のせいで授業が分からず参加できないなんて言うのは12歳の自意識的にはあり得ない屈辱というか…。ものすごく嫌な気持ちなんです、絶対。ワタシもそうだった。あぁ、悲しい。

シンガポールに来る前からかなり英語にアレルギー反応を示していたケイゴです。ここが踏ん張りどころ…。

 

 

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